王道の人間の怖い話 警察の逆探知とストーカー

王道の人間の怖い話 警察の逆探知とストーカー

ある女性は、毎日のようにかかってくる気味の悪い無言電話に悩み続けていた。

こちらが、どんなに「もしもし?」と言っても、相手は「・・・・・・」と無言なのだ。

いつも彼女は、怖くなって電話を切ってしまう。

でもある日、我慢の限界に達した彼女は無言電話をかけてきている相手に向かって叫んだ。

「もうっ!いい加減にしてっ!」

受話器の向こうから、返事があった。

相手が声を発したのは、これが初めてのことだった。

「・・・・・・・殺してやる・・・・」

こもったような不気味な声。

さすがに、「殺す」という言葉に身の危険を感じ、怖くなった彼女は、警察に相談することにした。

近年、ストーカーによる凶悪犯罪が深刻化しているからなのか、警察は彼女の話を真剣に受け止めてくれた。

そして、その性質の悪い電話を逆探知しようということになったのだ。

次の日。

彼女に、電話がかかってきた。

きっと、ストーカー電話だろうと思った。

だが、今日は逆探知がある。

女性は、受話器を耳に押し当てた。

「もしもし。」

「・・・・・・・殺してやる・・・・」

昨日と同じ、殺害予告。

その瞬間、今度は彼女の携帯電話が鳴る。

出てみると、警察からだった。

電話口の警察は、焦った雰囲気で、

「すぐに、その場所から離れてください!」

と叫んぶように言っている。

何が何だかわからぬまま、家を出る彼女。

一体、何がどうなっているというのか・・・・?

解説↓

警察が、ストーカー電話を逆探知した結果、電話の発信は彼女がいる場所と同じ位置からだったのだ。

つまり、そのストーカーは彼女と同じ家の中にいたということになる。

家族の仕業だったのか?

それとも、全く知らない誰かが彼女の家に忍び込んでいたのか・・・・?
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