実話?意味不明だけど不思議で怖い話 伊集院光

これは、伊集院光さんが、ラジオの中でリスナーから寄せられた怖い話を紹介していた。

話の感じからして、実話らしい。

その人を、仮にAさんとしておこう。

Aさんが、小学校一年のときの学校の遠足で体験した話。

小1の遠足で目的地から学校に帰る途中、休憩ポイントの神社が見えてきて、Aさんは友達とおやつの話で盛り上がっていた。

すると、突然後ろから

「Aーー!?Aだろ?」

と、自分を呼ぶ声が聞こえてきた。

ビックリして振り返ると、そこには知らないお婆さんが立っていた。

Aさんは、そのお婆さんのことを必死に思い出そうとしたが、全く記憶にない。

近くにいた先生に、

「Aくん、このお婆さん知ってる人?」

と聞かれたため、正直に答える。

「知らない人です。」

すると、お婆さんは、

「忘れちまったのかい?私はお前のお婆ちゃんだよ。」

この言葉を聞いてAさんは、もうパニック。

頭が、真っ白になってしまった。

そもそも、Aさんの家と祖母の家は近くにあり、毎週のように遊びに行っていた。

だから、祖母の顔を忘れることなどありえないのだ・・・・

周りにいた友人たちは、Aさんがふざけているのかと思ったらしく、

「おいおい、自分のおばあちゃんの顔忘れんなよー(笑)」

と、ツッコミを入れてくる。

でも、ここにいるお婆さんの顔は、いつも見ている祖母とは似ても似つかない顔で、全く知らないお婆さんなのだ。。。。

とりあえず、神社まで行き休憩することになったのだが、Aさんはお婆さんを警戒して、お婆さんとある程度の距離をとって座った。

お婆さんはベンチに座り、先生と何やら話をしているが、話の内容は聞こえない。

Aさんは、ずっと

「昔話に出てくる、山姥(やまんば)だったらどうしよう・・・・」

と、心配してた。

でも、さすがに、学校までついてくることはないだろう?

休憩が終わり、やっとこの恐怖から解放されると安堵しながら、集合すると、先生が突然変なことを言い出す。

「Aくんは、ここで抜けて、お婆ちゃんと一緒に帰りなさい。」

Aさんは焦った。

先生は、この休憩中にあのお婆さんに何か吹き込まれたんだ。。。。

このままだと、一生家に帰れない・・・・

という恐怖に襲われ、

「僕もみんなと帰りますっ!僕もみんなと帰りますっ!」

と、涙目になりながら、必死に訴えた。

そして、何とかそのお婆さんとは一緒に帰らなくて済んだ。

神社から出発するとき、お婆さんは、Aさんに向かってずっと手を振っていた。

Aさんはそれを見て、怖さと共に、お婆さんが寂しそうに見え、罪悪感のようなものも覚えてしまった。

家に帰っても、そのお婆さんのことは親には言えず、この話はAさんが大人になった今でも謎のままなのだとか。

解説↓

謎が多く、リアルすぎて本当に怖い話だ。

このお婆さんと、もしも一緒に帰ってしまったらどうなっていたのだろうか・・・・?

ただ、1点だけ気になるのは。

祖母と言うのは、母方と父方の二人いるはず。

家族の親戚付き合いなどの関係によっては、片側の祖母の顔を知らないということもあり得てしまう。(というのも、私がそういう家系だ)

だが、孫というのはきっと可愛いものだろうから、お婆ちゃんが一方的に孫の顔を知っていてもおかしくないのではなかろうか?

さらに、少し年齢的なボケが入ってきてしまい、孫と偶然会った嬉しさも重なり、実際はほとんど初対面なのに親しげに話しかけてしまったのではなかろうか?

こう考えると、一応の筋は通るが・・・・山姥(やまんば)説も拭いきれなくもない。
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