意味がわかると怖い話 猟奇殺人犯の家族

昨日、出所した。

俺は、5人殺したのだが、事件当時の俺が未成年だったから、4年程で釈放。

当時、この事件はワイドショーを連日騒がせていたらしい。

現在は、心から反省してる。

家族を、養うためにも早く働きたいと思っていた。

なぜ、20歳そこそこの俺が、家族を養うのかというと。

両親は、会社クビになっているし、姉はというと学費を払うことができずに学校を中退。

外出もままならない家族は、4年間もの間、飯を買いに行くとき以外は、ずっと家にこもりっきり。

でも、貯金も尽きてしまい、この半年は塩と水道水だけで生活していたようだった。

こんなことになってしまい、さぞ家族からは怨まれているだろうと予想しながら実家に帰ってみると、みんなは何事も無かったかのように振る舞ってくれた。

涙が出たよ。

母は、テレビを見ながら手を叩いて大笑いしていた。

姉は、自慢の髪の毛をドライヤーで乾かしながら、友達か誰かと電話で話していた。

父は、そんな家族の様子を見ながら隠し持っていた焼酎をちびちびと飲みながら、ニコニコしていた。

・・・・・・・・俺が早く働かないと・・・このまま・・・・

解説↓

5人殺したのに、少年法に守られて4年で出てきたとなると、世間の風当たりは並大抵のものではないだろう。

それは、本人以上に家族こそが感じていたことだと思える。

両親は会社をクビ、姉は学費を払えずに中退とあるが、おそらくイジメも酷かったのではなかろうか。

そして、塩と水道水だけで生きながらえるくらい生活が切迫している状態で、電気が通っているとは考えにくいのではなかろうか?

水道は、命に直結するためなかなか止められることはないと聞く。

でも、電気料金を滞納すれば、結構あっさりと止められるのだとか。

このことから考えると、テレビを見て大笑いの母、ドライヤーをかけながら電話している姉、電気の通っていない家電製品を利用しているということになる。

さらには、そんな家族をニコニコして眺める父も含め、皆、気が触れてしまったのではなかろうか。

理由のある犯罪ならまだしも、5人も人を殺している猟奇殺人犯が家族から出るというのは、恐ろしいくらい精神的に負担だったのだろう・・・・
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