現実的な怖い話 存在しない学生

大学1年生のときに、休み時間になるとパソコン室に行くことが多かった。

そこで、俺によく声をかけてくる男子学生(仮にBくんにしておこう)がいた。

最初のうちは、挨拶程度で、会話があったとしても軽く上辺だけの感覚。

ある日のこと。

Bくんが、

「他の大学からも学生が集まるパーティーがあるんだけど来ない?」

と誘ってきた。

俺は、人の集まりが得意ではなかったから断ったのだけど、それでもBくんはしつこく誘ってきた。

根負けして「行く」と返事をしてしまったために、そのパーティーに参加することになった。

だが、パーティーの前日にインフルエンザの症状が出てしまい、当然当日も具合が悪くてパーティーには行くことができない。

Bくんには

「ごめん。具合悪くて行けない。」

とメールすると、

「じゃあ、友達と車で迎えに行くから、詳しい住所教えて。」

と、電話がかかってきた。

そのときになって俺は、Bくんに異常ななにかを感じてしまい、

「行くと、みんなにインフルエンザ移してしまうからやめとくよ・・・それに、今は熱がある上に、吐き気もするから、これから病院に行くんだ。」

と伝えると、電話を切った。

俺は、その後に親の車で病院に向かった。

携帯は、家に置いていったのだが、家に帰って確認してみるとBくんからの着信とメールが山のように入っていた。

留守電には893のような声の人が、

「てめえ、なんで来ねえんだよ!しねや!」

といった脅し文句の伝言が入ってた。

・・・その後。

大学内で、Bくんを見かけることはなかった。

ただ、大学の掲示板と、学生課が出してる学内メールに

<大学内で本学の学生のふりをして、「パーティーに参加しないか?」と誘ってくる不審な人物がいるようなので、ご注意下さい。その人物は、「経済学部2年の××××」と名乗っているそうです。ですが、調査した結果、本学内に「××××」という名前の学生が、在籍している事実はありません。」

とのことだった。

この、「××××」という名前こそが、Bくんの名前だったのだ。

それから数ヵ月後。

ある事件の容疑者として、テレビに写真と名前が出ていた人物は、Bくんだった。

解説↓

この話が、実話かどうかは分からないが、実際にこういう話はあるようだ。

今回のことは、おそらくカ○トの半ば強引な勧誘だったのではないかと思える。

18歳を超えた時点で、急に自己責任なことが増えてくる。

大学生以降は、いろいろ気を付けないといけないだろう。

カ○ト以外でも、危険な勧誘は山のようにある。

信頼している友達伝いに誘いがあることも多い。

とくに、数多の誘惑がある女性は要注意だ。
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