意味がわかると怖い話 日本兵の幽霊

意味がわかると怖い話 日本兵の幽霊

先日、俺が妹の部屋で大便していたら、旧・日本兵の格好をした見知らぬ男が入ってきた。

最初は泥棒かと驚いたんだけど、無言のまま血走った眼でこちらを睨みつけてくる。

ちょっと薄気味悪くなって、「貴方は誰ですか、何をしているんですか?」って尋ねたら、「バカヤロー!」って叫んでそのまま霞みたいに消えてしまった。

その後、帰宅した妹に事情を話したんだけど、泣き叫ぶばかりで話にならなかった。

両親も怒鳴ったり喚いたりするばかりで、その男の話は何も出来なかった。

もしかすると家族は俺の知らない秘密を抱えているんだろうか?

いま思い出しても背筋が凍る思いだ。


解説↓



解釈その1。妹からすれば、旧・日本兵の格好をした幽霊の話よりも、兄が自分の部屋で大便をしていたことの方がショックだったと思われる。

その状況で泣き叫ぶのは当然のことだと思うし、両親が怒鳴るのも当たり前である。

自分のやったことを棚に上げて、「もしかすると家族は俺の知らない秘密を抱えているんだろうか?」などと言っている「俺」は、確実に正気ではないように思われる。


解釈その2。「俺」は、妹の部屋で首を吊っていた。

首を吊ると、大便が出てしまう。

日本兵の恰好をした人というのは、守護霊かもしれない。

つまり、首つり自殺をしようとした「俺」を助けてくれて説教をした。
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