意味がわかると怖い話 黄色いパーカーの青年

意味がわかると怖い話 黄色いパーカーの青年

ある日、商店街の裏にある友人のアパートに行きました。

アパートは、一階に共同トイレがあり友人の部屋は一階の一番奥でした。

その後、友人の部屋で朝まで飲んでいたらトイレに行きたくなり、気味の悪いトイレに行きました。

トイレで用をたしてるとキョロキョロしながら黄色いパーカーを着た青年が大きな声で

「オハヨウゴザイマス!!」

と言ってきたので

「おはようございます。」

と言って何も気にせず部屋に帰りました。

その数分後、一人の友人がトイレに行き帰って来ると「青年が挨拶してきた。」と言って挨拶を返したと言ってきました。

その後、眠っていると一人の友人が「おい!これ見ろ!いいから見ろ!」と言ってきてテレビを見るとニュース番組で「白昼堂々!通り魔」というタイトルでやっていました。

目撃したおばあさんの証言は黄色いパーカーを着た青年だったそうです。

そして逮捕された青年の動機は

「挨拶をしたのに返さなかったから刺した。」


解説↓



解説不要かと思うが、一応。

この黄色いパーカーの青年は、知らない人に挨拶をして、挨拶を返さなかったからという理由でその人を刺してしまったわけだ。

もしも、この語り手が挨拶を返さなかったら、どうなっていたのだろうか?

この話の元ネタは、「レッサーパンダ帽男殺人事件」ではないかと思われる。

レッサーパンダ帽の事件は実際にあった事件である。

2001年4月30日午前10時35分頃、女子短大生のA(当時19歳)はブラジリアン柔術大会に出場する友人の応援をするために台東リバーサイドスポーツセンターに向かう途中であった。

Aの後を追うように、毛皮のコートを着てレッサーパンダを模した帽子を被った男(Y)が、同じ道を進んでいた。

交差点でAがYを確認した際に驚いた顔をしたため、Yは自分が馬鹿にされたと思い込み、Aを狭い路地に引き込んで胸や腹、背中などを包丁で刺し、失血により死亡させた。

現場近くで「動物のぬいぐるみを頭に載せた男」「レッサーパンダのような帽子を被った男」が何度も目撃されていたことから、捜査機関はこの男を容疑者とみて捜査を開始。5月10日、東京都代々木でY(当時29歳)が逮捕された。

事件直後から「レッサーパンダのぬいぐるみ帽子を被った成人男性による犯行」という異様さに注目したマスコミ、特に週刊誌は、この事件を大々的に取り上げようとしていたが、Yが軽度の知的障害者と判明した後は事件を取り上げることをしなかった。17歳の時に母が病死し、家出や放浪を繰り返し、Yには窃盗など4件の前科があった。

レッサーパンダのぬいぐるみ帽子は函館市で購入したものであるが、警察の取り調べに対してYはこの帽子を「犬の顔(を模したもの)」だと思っていたと答えている。また、「なぜ、その帽子を被って歩いていたのか?」という質問に対しては、「大切なもので、毎日抱いて寝ている」と答えた。

裁判ではYに知的障害があったため、検察側と弁護側が責任能力で対立。2004年11月26日、東京地裁は「弁護側が主張するように、被告が広汎性発達障害に当たるとしても、完全な責任能力を有していたことは明らか」としてYに無期懲役を言い渡した。2005年4月1日、Yは控訴を取り下げ、無期懲役が確定した。


些細なことで、人を刺したり殺したりできてしまうというのは、明らかに異常である。
PR