意味がわかると怖い話 ドッジボール

意味がわかると怖い話 ドッジボール

消防の頃、近所の工事現場で障害物ありのドッジボールをしてた時の事です。

まぁ早い話が積んである鉄パイプの上とか、土砂の山なんかに登って逃げ回ったり攻撃してもいいよ、というルールでやってた訳です。

その日も友人数人とそんな事をやっていて、鉄パイプの櫓(?)の上から飛び降りて逃げようと、ボールを持ってる相手にぱっと背中を見せた瞬間、 頭に「ドー…ン」という物凄い痛み、ではなく衝撃が。

そこで視界が暗くなって、意識は飛んでしまいました。

気がついた時は地面の上。

うつ伏せに倒れていて、額とか足とかあちこちに鈍い痛みが走っていました。

何だか全体的に視界が青くて、頭の上からは友人達が何やら話をしている様子でしたが、何を話しているのかは解りませんでした。

「助けてくれてるのかな…」と思いながら、また気を失ってしまったようです。

次に眼が覚めたのは病院のベッドの上でした。

母から聞いた話によると、雨よけのブルーシートに簀巻き状態で包まれ、放置自転車を上に乗せられた状態で倒れている俺を、通りかかった人が不審に思い発見してくれたんだそうです。


解説↓



どうやら、語り手の「俺」は周りの友達連中から死んだと思われたようだ。

しかも、救急車を呼んでもらうわけでもなく、人工呼吸や心臓マッサージをしてもらうわけでもなく、そのままブルーシートに包まれて遺棄されてしまったのだ。

「俺」は、周りからよほど嫌われているのかもしれない。
PR