意味がわかると怖い話 姉の帰宅

意味がわかると怖い話 姉の帰宅

ある日、午前の部活を終えた俺はくたくたになりながら家路を急いだ。

家に着き昼食を終えた後、居間でゴロゴロしながらテレビを見ていると、部活の疲れからかそのまま眠りについてしまった。

起きた時、すでに時刻は夕方。

家にいるのは、別室にいる母親だけか?

だいぶ汗をかいたようだ、体のベタベタ感が気持ち悪い。

シャワーを浴び汚れを落とし、着替えを取りに2階の自分の部屋へ向かう。

すると、隣の姉の部屋から笑い声が聞こえてくる。

どうやら姉も家にいたらしい。

どうせまた、友達と電話でくだらない話でバカ笑いしてるのだろう、いつものことだ。

俺は姉に貸している本を返してもらおうと、姉の部屋の前に行きドアノブに手をかけた。

その時だった、下から母親の声が聞こえてきた。

「○○ー(俺の名前)!お姉ちゃん、これからバイト終わって帰ってくるんだけど、なんか買い物で頼むものある?」

そういえば、今日は姉のバイトの日だったな。

・・・・・。

俺は急いで階段を下り母親のいる部屋へ逃げ込んでいった。


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意味がわかると怖い話 推理クイズ

意味がわかると怖い話 推理クイズ

そんなことより聞いてくれよ。

最近の強盗は危ないから、お前らも気をつけろよ。

最近も俺の知り合いの作家が強盗に殺されてね。

まあ、第一発見者は俺と友人のKなんだけど。

被害者の作家だけど、どうやら強盗に出くわして運悪く殺されてしまったらしい。

強盗はカーテンの奥の出窓に隠れていて、被害者が仕事を始めるや否や、その被害者が所持していた拳銃で、カーテンの陰に隠れて彼の背中を撃ち抜いたらしいんだ。

発見された時、出窓では拳銃と、その拳銃を真っ直ぐ立てておくためのスタンドが散乱し、その真下の床の上のゴミ箱の中には被害者の携帯電話と、それに巻きついた50cmくらいの長さのテグスが発見された。

被害者はクラシック音楽を聞きながら執筆するのが趣味でね、俺達が部屋に駆けつけた時も、うるさいくらい大音響で音楽が鳴り響いていたっけ。

全く、怖いことってあるもんだよな。俺とKは、犯行時刻の少し前までその作家の家で遊んでたんだぜ。

その帰り道に、Kが「忘れ物があったのを思い出した」とか言って作家の携帯に、異常なくらいしつこく電話を掛けまくったんだっけ。

でも、その作家は全然電話に出ない。

おかしいと思ってすぐ引き返してきたら、作家が射殺されてたっていうんだから、怖い話だよな。

普段から足の速いKは全速力で被害者の家に駆け戻り、真っ先に部屋に飛び込んだ。

続いて鈍足の俺も数秒後にやっと作家の部屋に入ったんだけど、その時はKは窓際のゴミ箱の傍で、射殺された被害者を見て震えてたぜ。

俺もKも疑われたけど、付近住民が揃って銃声を聞いたという犯行時刻は、外に一緒にいたからお互いにアリバイ証言出来て無実を証明できた。

恐ろしいことに、正にKが作家に何度も電話をしていた、ちょうどその時刻に作家は射殺されたらしいんだ。

そういうことだから、お前らも強盗には気をつけようぜ。


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意味がわかると怖い話 助からない病

意味がわかると怖い話 助からない病

俺は、重い病にかかっていた。

発作がひどいときは動くどころか、呼吸すら自力でできない程重い病気だ。

俺の助かる方法は、臓器提供者を待つだけ。

それまで、グッと、ジッと痛みに耐えるだけ。

当時、俺には最愛の彼女がいた。

俺が割と体調のいいときは、

「お前の臓器くれよw」

「血液型違うから無理w」

「俺のために死んでくれw」

「やだw」

と冗談を言い合って笑ってたし、俺が発作を起こしたときは「そのくらい耐えなさいよ、男でしょ?」といいながらも手を強く握って祈ってくれた。

でも、看護婦さんによく追い出されてたw

ある日のこと。

例外もなく俺は発作を起こした。

俺は痛みに耐え切れずに、力を振り絞り

「もう死にたい」

とつぶやいた。

声にもならない音だったと思うけど、彼女には聞こえたようで、顔を歪めてわんわん泣いた。

俺は苦しいのと、いつも強気な彼女を泣かせてしまった悔しさで、さらに気分が悪くなった。

しばらくして、

「ちょっと用事で急ぐから」

そういって、彼女は病室から出て行った。

出て行くとき、彼女の手が俺の手からするりと抜ける瞬間ゆっくりと意識が薄れていった。

入れ替わりで、看護婦さんがバタバタと入ってきたところで意識はとんだ。

次の日の早朝、臓器提供者が見つかり、俺は助かった。

しかし、それから一ヶ月経っても彼女とは連絡が取れていない。

人づてに、俺が助かったのは届いたらしいのだが…。

それにしても暇だ。

退院したら真っ先に彼女に会いに行こう。

さすがにまだ殺されてないと思うけど、元気でやってるだろうか。


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意味がわかると怖い話 殺害現場

意味がわかると怖い話 殺害現場

友人と肝試しに行こうということになり、彼の車で出かけた。

つい先日小さな子どもの惨殺事件のあった場所だ。

未だ、犯人は捕まっていないらしい。

発見現場に着くと、そこには多数の花が供えられている。

俺たちはまだ独身だったが、子どもを無くす親の気持ちは相当なモノだろう。

その時だ。

突然、『バン!バン!バン!』と俺の座っていた助手席側の窓をたたく音がした。

俺たちは、あまりの恐怖に絶叫しながら猛スピードでその場を離れた。

少し離れたコンビニでとりあえず落ち着こうと車を止め、ジュースを買いに車から降りた。

ふとドアを見たときに衝撃が走った。

手形だ。

助手席側の窓一面に小さな白い手形。

コンビニのライトに照らされ、たくさんそれが浮かび上がっていた。

再び顔面蒼白になる二人。

「気味が悪いから消そう。」

俺はそう言って、その窓を震えるで袖で拭う。

しかし、何度も拭うが全然落ちない。

よく見るとその手形は全て、窓の内側、室内からつけられたモノだった。

「これって…」

と、言いかけて俺は声を止めた。

気づいてしまったからだ・・・・とんでもないことに。


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意味がわかると怖い話 自殺願望

意味がわかると怖い話 自殺願望

(注:この話はフィクションです。書き手と「俺」は一切関係がありません。)

「死にたい。」

それが、友人の田中の口癖だった。

事業で失敗し、妻には去られ、後に残るのは莫大な借金のみ。

彼はこの前、居酒屋で俺に絡んできた。

「良いよなあ。お前は。出世コースまっしぐらだし、娘さんはアイドルだったっけ?」

俺は適当に相槌を打った。また、田中の僻みが始まった。

確かに俺は次期部長の座は約束されているし、娘はテレビにも頻繁に出演するアイドルタレントだ。

俺は、田中に聞いてみた。

「そんなに不幸なら、いっそのこと自殺しようって考えたことはあるのか?」

田中は俯いて、自嘲気味に笑った。

「残念ながら、俺はこれでも熱心な仏教徒なんだよ。自殺して地獄に堕ちるのなんて、まっぴらだぜ。」

そういうものなのだろうか。無宗教な俺にはよくわからないが。

そんな田中から、ある時メールが送られてきた。

そのメールには、俺の最愛の娘の、えげつない裸の画像が添付されていた。

そして、田中から一言。

「自暴自棄になって、お前の娘さんレイプしちゃいました~!! バーカ、ざまあみろ!!」

……俺は完全に、ブチ切れた。

後になってそのメールが、グラビアの写真を切り張りした、ただのコラージュだと知った時には全てが遅過ぎた。


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意味がわかると怖い話 ドッジボール

意味がわかると怖い話 ドッジボール

消防の頃、近所の工事現場で障害物ありのドッジボールをしてた時の事です。

まぁ早い話が積んである鉄パイプの上とか、土砂の山なんかに登って逃げ回ったり攻撃してもいいよ、というルールでやってた訳です。

その日も友人数人とそんな事をやっていて、鉄パイプの櫓(?)の上から飛び降りて逃げようと、ボールを持ってる相手にぱっと背中を見せた瞬間、 頭に「ドー…ン」という物凄い痛み、ではなく衝撃が。

そこで視界が暗くなって、意識は飛んでしまいました。

気がついた時は地面の上。

うつ伏せに倒れていて、額とか足とかあちこちに鈍い痛みが走っていました。

何だか全体的に視界が青くて、頭の上からは友人達が何やら話をしている様子でしたが、何を話しているのかは解りませんでした。

「助けてくれてるのかな…」と思いながら、また気を失ってしまったようです。

次に眼が覚めたのは病院のベッドの上でした。

母から聞いた話によると、雨よけのブルーシートに簀巻き状態で包まれ、放置自転車を上に乗せられた状態で倒れている俺を、通りかかった人が不審に思い発見してくれたんだそうです。


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